輪廻るセカイと罪ノ果実／トマト組

こぼれゆく砂のように

流れては儚く消えてく時を

彷徨って手を伸ばす

交わることのない貴方へ

運命さえ変えられるなら

罪の名をも刻むわ

世界がまた終わりを告げても

この声が貴方に届くまで

何度でも愛を歌うから

私の名前を呼んで　今

追憶の星たちは

瞬きを闇夜に遺したけど

照らすこと　叶わない

救われぬ二人の未来は

ただ声を潜めて泣いた

重ねた世界の隙間で

巡りゆく時間の彼方で

二人が再び出会うまで

何度でも愛を叫ぶから

貴方の声を忘れは　しない

口づけた禁忌の林檎が

今でも私を縛るように

出会う前に戻ることなんて

出来ない　貴方という果実に

千の夜　超えたその先で

繋いだ世界が途絶えても

何度でも愛を歌うから

私の名前を呼んで　今